パールハーバーの観光!料金・時間から予約、注意点まで詳しく解説

      2017/12/18


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ハワイ、パールハーバー。

別名「真珠湾」の美しい入り江には、次の4つの観光地があります。

  • アリゾナ記念館
  • 戦艦ミズーリ号
  • ボウフィン潜水艦博物館
  • 太平洋航空博物館

中でもアリゾナ記念館と戦艦ミズーリ号は、ハワイの観光に欠かせない人気の地。


ここへの観光するには、ちょっとしたコツを知っておくこくと、時間や予算、満足感に違いが出ます。

私自身、何度もリピートするうちに「もっと早く知っておけばよかった!」と思うことがたくさんありました。

そこで、パールハーバー、アリゾナ記念館へお出かけのあなたへ、すぐに役立つ見学のコツと、リピーターの私のおすすめの情報をお届けします。

この記事は、パールハーバー・ビジターセンターへ行のアクセス方法からスタートします。

すでに行き方をご存知の場合は、前半部分を飛ばしてください。ピンポイントで知りたい部分は、下の目次をクリックするとジャンプします。

では、さっそくパールハーバー観光へ出かけてみましょう。

もくじ

パールハーバー・ビジターセンターへの行き方

アリゾナ記念館、戦艦ミズーリ号、ボーフィン・サブマリン・ミュージアム、太平洋航空博物館へ行くには、パールハーバー・ビジターセンターが観光の出発点になります。

アクセスの種類をざっと比較

パールハーバー・ビジターセンターへは次のようなアクセスの方法があります。比較のためにおよその料金を載せました。

※オプショナルツアーには、戦艦ミズーリ入場料27ドル(4~12才13ドル)含む

おすすめはザ・バス!

この中で私のおすすめは、圧倒的に安いハワイの市バス「ザ・バス」です。

おすすめの理由は安さのほかにも、ワイキキにバス停が多い、運行本数が多い、バス停が分かりやすい、乗り換えなしで行ける・・・という便利さがあげられます。

デメリットとしては、乗車時間がタクシーに比べて30分程度余分にかかる、座れないかもしれない・・・ということです。

座れないかもしれない、について。

バスの始発はカピオラニ公園付近です。ワイキキから乗る場合は、始発のエリアに割りと近いので、座れる確率がちょっと高そうです。座れる確証にはつながらないのですが・・・。

ザ・バスで行かれる場合には、下をクリックしてください。バス停の場所、利用の仕方を詳しく解説しています。
 ↓ ↓ ↓

パールハーバーの行き方!ザ・バスからレンタカーまで詳しく解説

レンタカーでの行き方

ハワイに着いてからすでにレンタカーを借りている、という方もいらっしゃいますよね。その場合は、こちらをどうぞ。

ワイキキからパールハーバーまではおよそ30分。ビジターセンターの駐車場は無料です。

ワイキキからパールハーバーへの行き方

最寄りのフリーウェイ入り口からH1・Westへ進む
  ↓
そのままH1を20分ほど走行(途中H201の分岐点に入らないよう注意)
  ↓
出口番号 15A「Arizona memorial, Stadium(アリゾナメモリアル、スタジアム)」で降りる
  ↓
そのまま、まっすぐ99号「カメハメハ・ハイウェイ」を5分ほど進む
  ↓
「Kalaloa(カラロア)」の交差点を左折したところが、ビジターセンターです

↓こちらはH1からの出口のサイン

↓こちらは、左折する交差点の写真です。
小さいですが、左側に観光スポットを表すカメハメハ大王のサインがあります。

パールハーバーからワイキキへの戻り方

ビジターセンターを出てカメハメハ・ハイウェイを右折
  ↓
3つの信号を抜けると、正面にフリーウェイH1・Eastのサインが見えるので合流
  ↓
H1をまっすぐ20分ほど進み、23番「Punahou(プナホウ)」の出口で降りる
  ↓
Punahou(プナホウ)を右折
  ↓
Young(ヤング)を左折
  ↓
McCully(マッカリー)を右折
  ↓
まっすぐ進むと、ワイキキのカラカウアへ合流します

パールハーバー・ビジターセンターの場所はこちらです。

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アリゾナ記念館・戦艦ミズーリの料金と営業時間、所要時間

パールハーバー・ビジターセンターの営業時間は午前7時から午後5時まで。

1月1日、11月25日、12月25日の3日間が休日です。

アリゾナ記念館はアメリカ国立公園局による運営、他の3箇所はNPOによって運営されています。

アリゾナ記念館はボートを含めて無料、他の3つは有料です。

4つすべてに入場できるチケットは大人65ドル、4~12歳は35ドルです。

ここで、4つの施設の時間や料金をざっとお伝えします。

アリゾナ記念館

アリゾナ記念館の見学はボートで渡って行います。ボートの乗車は午前7時30分から午後3時までです。

アリゾナ記念館見学の所要時間は約1時間15分です。

シアター前に集合して23分の映像を見たあと、アメリカ海軍が運行する150人乗りボートでアリゾナ記念館到着。

約30分の見学の後、ボートに乗って戻ります。この合計が1時間15分です。これには個人で公園散策、博物館の見学する時間は含まれていません。

戦艦ミズーリ号

戦艦ミズーリの営業時間は、午前8時から午後4時まで(6月~8月は午後5時まで)です。

戦艦ミズーリはアメリカ海軍が管轄するフォードアイランドという島に係留されています。

ここへは、パールハーバー・ビジターセンター発着のシャトルバスに乗って行きます。シャトルバス15分おきに運行されています。

シャトルバスの往復とミズーリ号の見学では2時間程度はみておくようにしたいものです。

帰りのシャトルは終わり近くになると混雑して待つ場合もあります。

戦艦ミズーリの料金は、大人27ドル(2018年より29ドル)、4~12歳は13ドルです。購入するとレシートがチケットの代わりになりますので、失くさないようにしましょう。

戦艦ミズーリには日本語で説明してくれるガイドさんがおられます。また、音声ガイド(日本語あり)の貸し出しもあります。

ボウフィン潜水艦博物館

ボウフィン潜水艦博物館(USS Bowfin Submarine Museum)は、パールハーバー・ビジターセンター内にあります。

営業時間は午前7時から午後5時。入場料は大人12ドル、4~12歳は5ドルです。

入場料を払うと、音声ガイド(日本語あり)を借りられます。

太平洋航空博物館

フォードアイランドには、太平洋航空博物館(Pacific Aviation Museum)があります。

営業時間は午前8時から午後5時。

入場料は大人25ドル、4~12歳は12ドルです。

パールハーバービジターセンター案内図

パールハーバー観光の出発地点となる、パールハーバー・ビジターセンター。それほど広くなく、シンプルです。

主要な場所の位置関係を示す日本語の地図が見当たらないので、手描き案内図を作ってみました・笑。

(青・黄・赤はワイキキ方面をつなぐ市バス「ザ・バス」のバス停です)

国立公園が発行する英語のマップは>こちらからご覧ください(PDFで開きます)。

↓こちらは、アメリカ国立公園局によるアリゾナ記念館の紹介です(英語で約3分流れます)

アリゾナ記念館のボートチケットの取り方

バールハーバーの観光で一度は訪れたい所が、アリゾナ記念館(アリゾナ・メモリアル)です。

アリゾナ記念館に向かうボートのチケットは、一日あたり4000枚。

そのうち当日券1300枚が毎日先着順で一般開放され、残りは事前予約やツアーに充当されます。

予約なしでも取れるのか?

アリゾナ記念館では、当日行って確実にボートに乗れるか?という心配があります。

私自身の経験では、過去5回のうち4回とも乗れました(残り1回はグループ便)。

朝早め、午前中、午後2時に行きましたが、いずれも30分から1時間半ほどの待ち時間でチケットがとれました。

アリゾナ記念館はアメリカ人には大変人気のある観光地です。夏休み(6月~8月)、春休み(3月)、クリスマス休暇(12月)は特に混雑します。

時間帯によっては、とれないかもしれない、ということも考えておく必要があると思います。

チケット取得におすすめの時間帯

ボートの当日券の取得に、おすすめの時間帯があります。

それは、朝イチです!

ビジターセンターが開くのは午前7時で、ボートの始発は7時30分。

ボートチケットは先着順ですので早く行くのがやはり確実です。

受付の女性の話しでも、「日中は暑いので朝がおすすめ」ということでした。

ウェブサイトから予約する方法

ボートのチケットは事前にネットで予約することができます(英語サイト)。

専用サイトは>パールハーバーのウェブサイトです。

このサイトを下にスクロールした真ん中あたりに、「Book Online」という見出しがあります。ここに日にちと人数を入力します。

日にちの欄をクリックするとカレンダーが表示されるので選択。横の「# Tickets」には、人数を入力します。

すると、このような画面に切り替わります↓

空きのある時間が濃い青色で表示されますので選択し、日時と人数を確認、入力し、「Book Tour」をクリックして、次のページで支払い情報の入力などをします。

目当ての日に空きがない場合は「>>Next Available」を押すと、次に空いている日が表示されます。

ウェブサイトから予約するには、ちょっと注意が必要です。

予約料が1ドル70セントかかります。希望日を入力しても、空きがない場合があります。

ウェブサイトでは、翌日の空きが前日にリリースされます。
例えば、今日が5月1日なら、5月2日の分の空きが表示されます(この空きも早めにうまります)

予約がスムーズにできるにこしたことはないのですが、なかなか希望日時と合わず、これでは行ったほうが早いなぁ・・・という印象です。

朝、早めに行く・・・という選択が一番簡単なように思います。

ボートチケットの配布場所

ボートのチケットはビジターセンターに入ってすぐ正面のブースで取ることができます。

(この右側のブースでは、戦艦ミズーリ号、ボウフィン潜水艦博物館、太平洋航空博物館のチケットの購入ができます)。

日曜日の8時5分に入って、8時45分のチケットがとれました。

パールハーバーの荷物規制!持参できるものは?

ここまで、パールハーバーへ行く方法や、アリゾナ記念館行きのボートチケットの取り方をみてきました。

いろいろ情報を詰め込んだところで(笑)、さっそく実践!宿泊先のホテルから出かける準備をしましょう。

そこで・・・持って行く荷物について!

アリゾナ記念館はアメリカ軍が管轄するエリアになるため、持ち込みできる荷物に限りがあります。

アリゾナ記念館へ持ち込みできるのは、帽子、メガネ・サングラス、サイフ、携帯電話、小型カメラ、ペットボトル入りの水などに限られます。

スマホの充電器はOKです。カメラのカバーは持ち込みできません。

赤ちゃんのおむつは透明のビニール袋に入れるようにしましょう。

↓こちらはパールハーバー・ビジターセンターに出ている、持ち込み制限のサインです。

ビジターセンターには、持参した荷物を預け入れる場所が入り口の右側「Baggage Storage」にあります。

預け入れ料金が荷物1つにつき4ドルです。グループで行く場合は、少なくまとめられるようにして出かけましょう。

荷物預け入れにも時間がかかる場合があります。

戦艦ミズーリ記念館のウェブサイトでは、持ち込み荷物の規制についての記述は、このようになっています。

手荷物制限:
セキュリティの関係上、ポケットにおさまる目安の小さな物を除き、かばん類のパールハーバー・ビジターセンターへの持ち込みは禁止されております。

持ち物:

(以下の物は、お持ちになることが可能です。)
財布、携帯電話、ペットボトルの飲み物、カメラ、ビデオカメラ、ジャケットなどの衣類、車椅子、ベビーカー、杖、傘、持薬。

日差しが強い日には、日焼け止めを塗って来られることをおすすめします。

また音声ガイド器をお借りになる場合は代表の方お1人の日本の免許証などをお預かりしますので、免許証をお持ちになることをおすすめします。

ボート乗車までの時間を有効活用するには?

パールハーバー・ビジターセンターに着き、荷物を預け入れ、ゲートをくぐります。

正面のブースでボートのチケットを受取、時間を確認。表示された時間の10分前に、シアター前に集合しましょう。シアターはこの白いモニュメントの右手です。

集合時間までに余裕がある場合には、公園の散策、ミュージアム(シアター横)の見学をして過ごすとよいでしょう。その時に便利なものがこちらです↓

私が利用して「よかった!」と自信をもっと言えるのが、こちらの音声ガイド。

これは、ボートのチケットを受け取った左側のブースで7ドル50セントで貸出しています。
日本語のナレーションをリクエストします。

パンフレットに書かれている場所の番号を押すと、ナレーションが流れます。音声は数分で終わり、どこからでもはじめられます。

音声ガイドがあると自分のペースで回ることができ、説明も簡潔で分かりやすく、より理解が深まります。

散策公園でも音声ガイドを聞きながらモニュメントを回ることができます。

1998年にできたフォードアイランド橋と、オアフ島の西のワイアナエ山脈の風景がとても美しいです。

また、アリゾナ記念館のシアター付近には2つのミュージアムがあります。手前が「戦争への道」、奥が「アタック」をテーマにしています。

奥のミュージアムは、より個々の人々に密着した展示です。時間が少ない場合には、奥のミュージアムから見るのがおすすめです。

博物館には空母・赤城の模型が展示されています。アメリカがおよそ4千万円かけて作った精密な模型です。隣りのアリゾナ号の模型とは比べ物にならないほど立派です。

ボートではここに座る~印象深い風景が見える位置

シアター前に集合後は、23分の映像を見て、ボートに乗ります。

行きのボートでは、向かって左側に座るとアリゾナ記念館が見えやすいです。

帰りのボートでは、最後尾に座るのがおすすめです。ここに座ると、来る時には見られなかったアリゾナ記念館の建物全体が見られます。

ボートが進むにつれ、アリゾナ記念館の風景がどんどん小さくなっていきました。

食事と飲み物はどうする?ショップで買えるもの

ボートから上陸し、ビジターセンターに帰ってきました。
そろそろ、お腹がすくころです。

ビジターセンターから外に出ても近くにレストランなどありませんので、ここではビジターセンター内で食べられるものをご紹介します。

●ビジターセンターの売店に売っているもの
サンドイッチ(ハム、ターキー、ローストビーフ、ツナ、玉子など、各5ドル)、ブリトー6.5ドル、チップス、マフィン、スナック、飲み物(1.75~2.5ドル程度)

●ボウフィン潜水艦博物館側で売っているもの
ホットドッグ5ドル、ナッチョズ(トルティーヤチップスにとろけるチーズがかったスナック)5ドル、スープ5ドル、水やジュースの自販機2~2.5ドル程度
ここでは屋根の下で食べられる広いテーブルとイスがあります。

●戦艦ミズーリ号
売店では、ソフトクリーム、かき氷、スナック、飲み物などがあります。種類は少ないです。
ミズーリ号に向かって右側では、フードトラックがあります。

パールハーバー観光でおすすめの服装

パールハーバーの海底では、今でも犠牲になった人々が眠る聖地ととらえられています。

Tシャツや短パンでももちろんオーケーです。華美な服装は避けたほうがいいですね。

屋外ですので、帽子、歩きやすい靴で行くとよいです。

10月から4月頃は冬季で、風が冷たい場合があります。ジャケットを持参しましょう。

パールハーバーのおすすめオプショナルツアー

ここまで、個人でパールハーバーを観光される場合についてご案内してきました。

パールハーバーはとても人気がある観光地で、たくさんのオプショナルツアーも催行されています。

パールハーバーのオプショナルツアーでおすすめなのは、ブルーウェーブ・ツアー。

基地の厳しい規制のあるパールハーバー内で、公認を受けている数少ない会社です。

アリゾナ記念館のチケットがあらかじめ手配されているのはここだけ。フォード島の基地の中へも車の乗り換えなしで運行できます。

私はパールハーバーを何度も個人で観光していますが、一度ガイドさんのいるツアーを経験してみたいと思いこの会社を選んでみました。

体験談はこちらでご覧いただけます↓

パールハーバーのツアーに参加しました!おすすめの観光と見どころ

ツアーのガイドさんの話しがとても楽しく、知識にあふれていて、思い出深い一日を過ごすことができました。

ガイドさんのいるツアーは、お子様のいる家族には平和教育にもいいですし、シニアの方にはラクですよ。

パールハーバーのツアーにはダイヤモンドヘッドを組み合わせたものや、ご予算や計画に応じたプランがあるので、ご覧になられてはいかがでしょうか。
  ↓  ↓ 
●ブルーウェーブ・ツアー●

まとめと注意点

いかがでしたか?

パールハーバー、アリゾナ記念館の観光の仕方について、まとめてみました。

当日のボートチケットは先着順です。観光は朝イチで予定を立てるとよいですよ。

政府の要人が来られる時など、入場できない場合があります。

パールハーバーの休館は11月23日、12月25日、1月1日です。12月7日は行事などがあるので、避けましょう。

強風の場合のボートの運行が中止になる場合もあります。

パールハーバー観光のまとめ記事は、こちらでご覧いただけます。
  ↓  ↓
パールハーバー観光のまとめ記事

ハワイ在住・やすみんのハワイブログにおつきあいくださり、ありがとうございました!
ステキなハワイステイを♪

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