レース編み初心者さん向け編み図!ハンカチに縁編み/ピコット編

      2017/01/18


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タオルのハンカチに、レース編みでふち編みしてみませんか?

ふち編み(エジング)とは、こんなもの↓↓

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お手持ちのタオルやガーゼハンカチの縁に、レース編みで装飾するものです。シンプルなハンカチが、とても上品でラブリーに変身しますよ。

第1弾のふち編みをサイトにアップしてから、おかげさまでたくさんの方に見ていただきました。
ありがとうございました!\(^o^)/

そこで、第2弾も作ってみました♪

今回は基本の編み方に、知っておくと便利な編み方を2種類を加えています。

初めての方にもわかりやすくをモットーに写真と動画で解説していますので、どうぞお試しください。

もくじ

ハンカチにエジングとは?

ここでご紹介するのは、タオルやガーゼのハンカチに、直接レース糸を編み込んでエジング(縁取り)の飾りをつける方法です。

針と糸での縫い付け不要で、簡単・手軽に始められるのがよいところ。

ただ、直接編み込むので土台の糸目が表に出るため、繊細なレースのハンカチを求める方には向いていないかもしれません。

面倒な編み目の計算はしないので、模様がきちんと合わないところもあります。
(なるべく調整できる方法は載せています)

どうぞご了承のうえ、お進みくださいませ ^-^

レース編みの材料と道具

  • レース糸 40番
  • レース針 4番
  • ハンカチ
  • ハサミ

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レース糸もハンカチも百均で手に入るものでかまいません。
基本の材料はこれだけでオーケーです。糸について詳しく知りたい場合には、こちらに解説がありますのでご参照ください。

レース編み初心者さんへ!カンタンなハンカチのふち編みにチャレンジ!

編み図

こちらが全体の編み図で、3段の構成です。
初めての方でもできる基本の編み方と、今回は新しく「長編み2目一度」と「ピコット編み」という編み方を取り入れています。

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いずれも慣れてしまえばカンタンなので、さっそく次の章から実際の編み方をご紹介しますね。

どんな編み方?

1、2段目の編み方

1段目と2段目はくさり編みをして、とめていくだけの簡単な編み方です。


1段目は、「くさり編みを4つ作り」→「ハンカチのふちに約5ミリおきに編み込んで」いきます。
(上の編み図のオレンジ色の部分)

2段目は、「くさり編みを5つ作り」→「1段目の上にこま編みでとめて」いきます。(上の編み図の青色の部分)

1段目と2段目は以前ブログでご紹介した編み方と全く同じですので、下記をクリックして第2章【1】~【5】をご覧のうえ、2段目の終わりまで作っておいてください。
(詳しい編み方や、コツなども載せています)

レース編み初心者さんへ!超簡単なハンカチのふち編みにチャレンジ!

3段目の編み方

3段目は最後の段になります。
まずはこちらの編み図をご覧ください。

2段目が終わった立ち上がりから始まっています。
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「くさり編み2つ」→「長編み2目一度」→「ピコット編み」
これを3回繰り返してこま編みで下(2段目)に留めると、1つのフリルが完成します。

「長編み2目一度」と「ピコット編み」の記号になじみがないかもしれません。
詳しい編み方を次にご説明します。

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「長編み2目一度」の編み方は?

「長編み2目一度」とは、(半分の位置まで編んだ)長編み2つを、最後に一度に同じ糸で引き抜いて完成させるというものです。
形は、上のほうが狭い三角形のようなものです。

編み方は、動画で見ると分かりやすいです。


(こちらの動画の4:25頃に出てきます)

「ピコット編み」の編み方は?

「ピコット編み」は外(ふち)側につける装飾の編み方のひとつ。
小さな丸い形や、垂れさがった丸などがあり、繊細なアクセントをつけられるのでレース編みでは知っておくと便利です。

まず、くさり編みを3つ編みます。
次に、根元近くの2本の糸に通して引きぬき編みすると、小さな丸いピコットが完成です。

引きぬき編みで糸を通して引きぬく場所は、この2本をとってください。
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また、編み方を動画でも解説しています。
先ほどと同じ動画の5:35頃でご確認ください。

角の柄を統一する調整法

さて、以上のようなフリルを編んでいくと、たまに角のところに柄がこないで、継ぎ目がきてしまうことがあります。

例えば、こちらの図で、Bの地点まで編んだとします。
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B地点から続けて編んでいくと、角の所では、柄が丸い部分に当たらず、細編みの閉じ目部分がきてしまいます。

そこで、Aのように、角のループにちょうどフリルの丸い部分がくるように、1ループを減らすように調整したいと思います。

調整

方法は、Bにあるように、くさり編みを1つだけ編んで、次のループにこま編みで閉じるだけ。

こうすることで、ループ1つ分が閉じられます。

角のループでは、「長編み2目一度」と「ピコット編み」を4つにしてください。

このようにして最後まで編み進めていったら完成です。

最後は引き抜き編みでつなげて完成です。

糸の処理の仕方は、
レース編み初心者さんへ!簡単なハンカチのふち編みにチャレンジ
こちらの、「【10】引きぬき編みと糸の始末」を参照してください。

まとめ

ハンカチのふち編み[第2弾]はいかがだったでしょうか?

「長編み2目一度」や「ピコット編み」という編み方でフリルを作ってみました。

ハンカチにレースのふち編みがあると、とても幸せな気分になりますよね♪

自分で使っても、子供に持たせてもいいし、人にプレゼントしても喜ばれます。

意外に丈夫で、洗濯をガンガンしても10年近くもっているのもあります。

この記事が少しでもお役に立てればうれしいです♡

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