グランドキャニオンの気温と服装!9月・10月の天気予報
2017/09/15
秋の旅行シーズン到来!
アメリカへの旅行でラスベガスとグランドキャニオン、またはグランドサークルへの予定を立てている方もいらっしゃるかと思います。
「ラスベガスは暑そうだけど、グランドキャニオンはどうなの?」
そんな疑問をお持ちのあなたのために、グランドキャニオンの9月と10月の服装や、気温とお天気の情報をお届けします!
私のグランドキャニオン体験と注意事項も載せましたので、大切な旅行の計画のご参考になれば嬉しいです。
もくじ
グランドキャニオン9月の情報
服装
9月の日中の服装は基本的に夏の服装でよいです。
9月の昼間はけ東京と同じような服装で、Tシャツにジーンズやパンツと帽子でよいでしょう。
日中は日差しが強いので必要に応じて日焼け対策用に長袖シャツを羽織ったり日焼け止めを持参するなど。
車内冷房と急な冷え込み対策にパーカー類を持参したらよいと思います。
9月後半には気温がガクンと下がる日もあります。日中でも、長袖にパーカーか薄手ジャケットがちょうどよく感じる日もあります。
日没から朝方になると気温が急激に下がり、日中とはうって変わって冷え込みます。
夜明け前は最低気温になるので、日の出を見に外に出る場合には冬用のジャケットなどの防寒対策をしてください。
たまに雨が降って雷が発生することもあるので、雨具があるとよいです。
ちなみに、こちらは2014年9月12日に撮影した写真。
みなさん夏の服装ですね。
Tシャツとパンツ、というカジュアルな夏服スタイルの人がほとんどでした。
公園内は遊歩道が整備されていていますが、きちんと歩ける運動しやすい靴がいいですね。(柵がないところがあるので滑り落ちたら大変)
崖下に降りる場合には、スニーカーやトレッキングシューズなどが無難です。
(歩いて降りたり、ロバで降りたりできる道があります。ヘビが出ることもあります)
かばんはリュックやウエストポウチ、斜めがけタイプのものなど、動きやすいものがよいでしょう。
気温
9月の平均気温データ
<最高> <最低>
第1週 25℃ 9℃
第2週 25℃ 8℃
第3週 24℃ 7℃
第4週 23℃ 5℃
第5週 22℃ 4℃
夜9時を過ぎると急に冷え込み、最低気温のピークは夜明け前の6時頃。
日中の暑さとはうってかわって冷え込みます。
※データは1981年~2012年の気温の平均値(Weather.comより)を週ごとに平均し四捨五入。
日の出・日の入り時刻
9/1 6:00 18:55
9/10 6:08 18:42
9/20 6:15 18:27
9/30 6:23 18:13
天気予報
9月の天気はとてもよく、ほとんどが「晴れ」または「晴・くもり」の予報となっています。小雨や雨、雷の日が少しだけあります。
※AccuWeather.comの天気予報を参考にしています。
グランドキャニオン10月の情報
服装
日中は大体、東京の10月か11月、3月と同じような服装、と考えてよいと思います。
季節の変わり目ですので着脱可能なコーディネートにしましょう。
晴れなら半袖(または長袖)の上にシャツ、パーカー、トレーナー、カーディガンなどを重ねて。
曇った日や夕方~夜にはジャケットが必要。
前日は暑かったのに、翌日は日中でも肌寒く最高気温でも10℃位しかならないことがあります。
日没から冷え込みが厳しくなり、夜明け前が一番寒く気温が氷点下近くになるので、その時間帯に朝日を見るなど外に出る予定があれば冬用の服装が必要です。
この時期は雨が降りやすくなりますので、必要に応じて雨具の準備も必要です。
ジーンズやパンツ、スニーカーなど歩きやすい服と靴を。トレッキングする場合はトレッキングシューズを。
かばんはリュックやウエストポウチ、斜めがけタイプのものなど、動きやすいものがよいでしょう。
崖の下にはこんな道もあります。
気温
10月の平均気温データ
<最高> <最低>
第1週 20℃ 3℃
第2週 19℃ 2℃
第3週 17℃ 0℃
第4週 15℃ -1℃
第5週 14℃ -1℃
※データは1981年~2012年の気温の平均値(Weather.comより)を週ごとに平均し四捨五入。
夜9時を過ぎると急に冷え込み、最低気温のピークは夜明け前の6時頃。
日中の暑さとはうってかわって冷え込みますので朝日を見る場合には防寒対策を。
日の出・日の入り時刻
10/1 6:24 18:11
10/10 6:32 17:58
10/20 6:41 17:45
10/31 6:51 17:33
天気予報
10月の天気は、ほとんどの日が「晴れ」または「晴れとくもり」の予報となっています。小雨や一時的な雨の日が少しあり、雷が鳴ることもあります。
※AccuWeather.comの天気予報を参考にしています。
入園料と無料日
車1台につき 30ドル(7日間有効)
オートバイ1台につき 25ドル(7日間有効)
年間パス
グランドキャニオン国立公園 60ドル
全国立公園共通 80ドル
2016年の無料入園日
1/18 Martin Luther King Jr. Day
4/16~4/24 National Park Week
8/25~8/28 National Park Service Birthday
9/24 National Public Lands Day
11/11 Veterans Day
まとめと注意事項
●グランドキャニオンは標高がおよそ2100メートルで富士山5合目と同じくらいの高さ。日中は日差しが強く温かく感じますが、昼と夜の気温差が激しいです。日の出を見る予定の方は防寒対策をお忘れなく。
●園内の道は「車で行ける所」「期間限定で車で行ける所」「車では行けず無料シャトルで行く所」「遊歩道や自転車道」などがあります。ゲートでもらう地図(またはウェブサイトの地図)を参考にポイントを回りましょう。
●一日の行程の場合、基本的には「車で来て駐車、またはツアーバスから降りる」「遊歩道を歩いて見学」「園内の無料シャトルバス(または車)でポイント見学」「バス停でシャトルを待つ」「ビレッジセンターや博物館、ショップなどを見学」「レストラン、テイクアウト、持参したものなどでランチ」というような行動になると思いますので、それに応じた必要な装備(水、食料、ジャケット、雨具など)を準備したらよいと思います。
●水やスナックを持参。店はありますが混んでいることが多く、シャトルバスを待ったりするにも時間をとられます。滞在時間が少ない方は、水やスナックは国立公園外で買って行ったほうが無難かも。秋でも日差しが強いので水はしっかり補給を。
●ランチは「レストランで食べる」「カフェやデリでサンドイッチやトルティーヤラップ、ピザなど食べたり、テイクアウトしたり」「マーケットプレイス(スーパー)で購入」「フルーツやスナックを持参」などの方法があります。
●グランドキャニオンの崖下はおよそ1200メートルといわれています。柵がないところが多数あります。毎年落下事故が発生していますので、くれぐれも足元にお気をつけください。(アメリカは自己責任の国。自分の身は自分で守る覚悟で)
●小さいお子様にはくれぐれもご注意を。また、帽子やスカーフなど、風でふわりと崖下に飛んでいったりすることもあります。
●道のそばでリスをよく見かけました。
かわいいのですが、ここのリスは狂犬病にかかっていて噛まれたらすぐに血清を打たなければ死に至るほど危険です。お子様にも注意してあげてください。トレッキングではガラガラヘビがいることもあります。
●野生のエルクが道路を横切ったり、遊歩道のすぐそばに出たりします。角があるエルクもいます。野生動物には近づかないように。
●駐車場が広いので、車を留めた時には目印のサインを覚えておくとよいです。
●道路にはガードレールがない所があり、片側一車線でカーブが多い所もあります。ハンドル操作を誤らないように。
●ガソリンは田舎道を走る場合、半分減ったら満タンにするよう心掛けておいたほうがよいです。(アメリカ生活の経験から)
ガソリンスタンドの間がかなり離れていたり、フリーウェイでも渋滞すると次の給油先にたどり着くまで心細い思いをします。渋滞時ではフリーウェイの出入口付近は特に混雑します。
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