プリザーブドフラワーは枯れる?保存期間は?8年使った私の実例
2017/05/10
母の日にプリザーブドフラワー!
水やり不要で、お花も長持ち。
忙しいお母さんへのプレゼントに、美しいし、なによりとても便利。
「プリザーブドフラワーってけっこう高いケド・・・」
長くもつのなら、贈る価値ありそうです。
そこで、7年前のプリザーブドフラワーが現在どうなっているか?についてお伝えします。
実は私は、8年前から実家の母にプリザーブドフラワーを贈りつづけ、購入総数30点超、プリザ講習体験のある素人プリザーブドフラワー・フリークなんです。
母の日を前に、プリザーブドフラワーを検討しているあなたのご参考になりたい!と思います。
最後まで、ぜひおつきあいください(^-^)
もくじ
プリザーブドフラワーは枯れる?枯れない?
プリザーブドフラワー、枯れる・枯れないについてですが、
・・・枯れます。(◞‸◟)
花びらの先が丸まってきて、伸びきったり、しぼんだりします。
水分が抜けてカラッとなったり、色があせて薄くなったり、変色したりします。
生花が枯れるように急に茎がしぼんで花が下を向くわけではありませんが、同じ種類の花からだんだんと枯れが目立つようになります。
買って一年たたないものでも、カビがついたり、虫にやわれることもあります。
プリザーブドフラワーの花の中でも、枯れが早い花と、遅い花があります。
私の経験では、カーネーションは早いように思います。
条件によっても違いますが、バラは2、3年は美しくもちます。
同じ鉢の中に数種類のバラがある場合、先に傷んでくるバラもあれば、5年たっても傷みが目立たないバラもあります。
アジサイはプリザーブドフラワーのアレンジメントによく使われていますが、3年くらいはもっています。枯れるとクシャっとした感じで干からびてきます。
プリザーブドフラワーの保存期間はどれくらい?
プリザーブドフラワーは一般に7、8年もつと言われています。
よい条件が重なれば、10年もつものもあるそうです。
実家にある6年前のプリザーブドフラワーでも、まだかなり保存状態のよいものがあり、ほんとに「7、8年もちそう」と実感できるものもあります。
プリザーブドフラワーが長持ちする条件と場所
2、3年は美しい・・・と書きましたが、せっかく買ったお花、できれば長持ちさせたいですよね。
プリザーブドフラワーはどんな条件で長持ちさせることができるのでしょうか?
- 直射日光や照明が強く当たらない所 → 色あせ防止
- 湿度の低い所がよいが、あまり乾燥しすぎてもいけない → 花の形状保持
- 風通しがよく、きれいな空気の入れ替わりがある所 → カビや虫の予防
- 高温にならない所、ホコリの少ない所
このような条件にあてはなる所ってどこかな?と考えると、
- 玄関
- リビングルーム
- 寝室、子供部屋
- 客間
- 廊下や階段の飾り棚
などの、風通しがよく、光が強くない場所があげられます。
実は、うちでは湿気の多そうなお手洗いに置いているプリザーブドフラワーもあります。3年たって以前よりは色が薄くなりましたが、バラがしっかりしてよい状態をキープしています。(意外にもってるな~)
プリザーブドフラワーを選ぶ理由
私がプリザーブドフラワーを選んだ理由は、水やりしなくてよいというこです。
実家の母は年齢を重ねるとともに、からだの自由もきかなくなるし、水やりも面倒になってきます。
そんな時には、手間がまったくかからないプリザーブドフラワーは、シニアやよく知っている方へのギフトにはちょうどいいんですよね。
プリザーブドフラワーは、生花の華やかさと、アートフラワーの便利さの真ん中をとったいいとこ取り、のように思います。
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7年前のプリザーブドフラワー、今はどうなってる?
私が実家の母にプリザーブドフラワーを最初に贈ったのは2010年。以来、どうなっているのか、実際の例をご紹介します。
2010年頃のプリザーブドフラワー
こちらは、2010年頃に贈ったプリザーブドフラワーの現在の様子です。
ご覧のとおり、かなり色あせしています。
バラの花びらの先が、ちょっとしなっています。
カーネーションは、少ししぼんで乾いた感じです。
購入から3、4年はよい状態でしたが、だんだんとしなびてきました。
母には随分前から捨てるように言っていますが、娘からもらったものはなかなか捨てられないようです(ー_ー;)
2012年のプリザーブドフラワー
こちらのプリザーブドフラワーは、2012年に購入したときの様子です。
花材はバラとアジサイです。
設置場所は、玄関2年、その後階段横の棚になりました。どちらも風通しがよく、光はガラス越しにやんわり入る程度です。
そしてこちらが、現在の状況です。
全体的に花が開ききって、とろーんとした印象です。色も薄くなっています。
2014年頃のプリザーブドフラワー
こちらの写真の一番左側のプリザーブドフラワー、色が赤くて、遠目に見るときれいなのですが、
1年たたないうちに、葉と実に、カビがびっしりとはえてしまいました。アジサイも茶色に変色しています。
このプリザーブドフラワーを玄関に置いていた最初の冬に、カビにやられました。「冬は乾燥してるはずなのに、どうして?」と思うのですが、原因は次のようなことが考えられます。
●雪や雨が降って、姪っ子達がたずねた時にブーツが濡れていた。
●その上に、冬のため締め切っていることが多く、靴やブーツが乾かないまま湿気が玄関にたまった。
●バラの花にはつかず、実と葉だけにカビがついた。
今までどんなプリザーブドフラワーを置いてもカビがついたことはなかったので、葉や実は下処理が難しいのか、処理の仕方に問題があったのかもしれません(あくまで推測)。
こちらは、2013年ごろ購入したものです。
バラとアジサイがメインです。
こちらはアジサイが古い感じで、ちぢれたようになっています。
実は、ネットでアレンジメントを購入した時、ちょっと見落として失敗しました。
プリザーブドフラワーといっても、花材が100%プリザーブドフラワーのものと、アーティフィシャル(人工)の花が混ざっているものがあるんですね。
この花は、プリザーブドフラワーとアーティフィシャルが混ざったアレンジメントです。緑の葉や紫の実は他の花に比べて色がはっきり残っていて、アーティフィシャルだとわかります。
「花材すべてがプリザーブドフラワーがいい」という場合には、選ぶ際に商品内容を注意して見ておくようにしましょう。
枯れたプリザーブドフラワーはどうしたらいい?
プリザーブドフラワーが古くなったという場合の、ちょっと待った!!
プリザーブドフラワーのアレンジメントには数種類の花材が混ざっているので、同じ鉢でもまだ美しい花が残っている場合があります。
そんな花だけ集めて、まとめて一つのアレンジメントにするのもアリ!
プリザーブドフラワーの花材はたいてい、花より下の部分は針金になっています。もとの花器によい花材だけを集めて挿し直せば、新しいプリザーブドフラワーのアレンジメントができ、またしばらく使えます。
オアシスにアレンジする場合のコツは、メインの花を先に挿すこと。次にすき間をきっちりと埋めるように、アジサイや葉などを入れます。
花材が足りない場合には、針金をU字にして手持ちの余ったリボンとつなぎ、リボン結びをした後、アレンジメントに挿すとよいです。針金の真ん中に手芸用のパールの玉などを通して、リボンの中心にパールがくるようにしてもよいです。
まとめ
プリザーブドフラワーの保存期間と、長く持たせるための条件、そして購入から7年後の花の状態についてお伝えしました。
プリザーブドフラワーはできるだけ長持ちさせるよう気を配りながら、枯れるまでの数年~7、8年を楽しみたいですよね。
母の日のプリザーブドフラワーは、人気の商品はすぐに売り切れてしまいます。早めのご注文をおすすめします。
今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(^-^)